【高校生向け】投資とは?株・投資信託の仕組みやメリット・リスクをわかりやすく解説

高校生向け投資について お金の知識

「投資って何?」

「高校生でも投資について勉強したほうがいい?」

「株や投資信託ってどういう仕組みなの?」

最近は、学校の授業やニュース、SNSなどで「投資」「NISA」「株式投資」といった言葉を目にする機会が増えました。

しかし、投資についてよく知らない高校生にとっては、難しく感じるかもしれません。

そこでこの記事では、高校生でも理解できるように「投資とは何か」から、株式・投資信託の仕組み、投資のメリット・デメリット、リスク、高校生のうちにできる投資の勉強までわかりやすく解説します。

先に結論を言うと、投資とは、

将来の利益を期待して、お金を企業や金融商品などに投じること

です。

ただし、投資は「必ずお金が増える方法」ではありません。

利益が出る可能性がある一方で、損失が出る可能性もあります。

だからこそ、高校生のうちから投資の仕組みやリスクを知っておくことが大切です。

  1. 投資とは?
  2. 高校生が投資を学ぶメリット
    1. ① お金の仕組みがわかる
    2. ② 経済ニュースが理解しやすくなる
    3. ③ 将来の資産形成について考えられる
  3. 貯金と投資の違い
  4. 投資でどうやってお金が増える?
    1. 値上がり益
    2. 配当金
    3. 分配金
  5. 高校生が知っておきたい投資の種類
    1. 株式
    2. 投資信託
    3. 債券
  6. 投資のメリット
    1. メリット① 資産が増える可能性がある
    2. メリット② 複利の効果を期待できる
    3. メリット③ インフレへの対策を考えられる
  7. 投資のデメリット・リスク
    1. ① 元本保証ではない
    2. ② 価格が変動する
    3. ③ 投資先によってリスクが違う
  8. 投資では「長期・積立・分散」が重要
    1. 長期投資
    2. 積立投資
    3. 分散投資
  9. 高校生でもNISAはできる?
  10. 高校生は何から投資を勉強すればいい?
    1. STEP1 お金の基本を学ぶ
    2. STEP2 株式について学ぶ
    3. STEP3 投資信託を学ぶ
    4. STEP4 リスクについて学ぶ
    5. STEP5 NISAについて学ぶ
  11. 高校生の投資で注意したいこと
  12. 「投資」と「自己投資」はどちらが大切?
  13. 高校生の投資は「お金を増やす」だけじゃない
  14. 高校生が投資を学ぶなら「まず知識」から
  15. 高校生の投資に関するよくある質問
    1. Q1. 高校生でも投資できますか?
    2. Q2. 投資は必ず儲かりますか?
    3. Q3. 高校生は投資について勉強する必要がありますか?
    4. Q4. 株と投資信託は何が違いますか?
    5. Q5. NISAは投資ですか?
  16. まとめ|高校生こそ投資の基本を学ぼう

投資とは?

投資とは、将来の利益を期待して、お金を出すことです。

例えば、企業が新しい商品を開発したり、工場を建設したり、海外に進出したりするためには、多くのお金が必要になります。

そこで企業は株式を発行して、投資家から資金を集めることがあります。

投資家は企業の成長などによって利益を得られる可能性があります。

つまり投資は、単に「お金を増やす方法」というだけではありません。

企業や経済活動にお金を提供し、その成長などから利益を得る仕組みとも考えられます。

高校生が投資を学ぶメリット

「まだ高校生だから、投資の勉強は大人になってからでいいのでは?」

と思う人もいるかもしれません。

しかし、高校生のうちから投資を学ぶメリットはあります。

① お金の仕組みがわかる

投資を勉強すると、

  • 株式会社
  • 株式
  • 債券
  • 投資信託
  • 金利
  • インフレ
  • 複利
  • リスク

など、お金や経済に関する知識が身につきます。

これらは将来、働いたり生活したりするときにも関係してくる知識です。

② 経済ニュースが理解しやすくなる

例えばニュースで、

「日経平均株価が上昇しました」

「金利が上昇しました」

「円安が進みました」

といったニュースが流れたとします。

投資や金融について知っていれば、

「なぜ株価が動いたのだろう?」

「金利が上がると企業や生活にどんな影響があるのだろう?」

と考えられるようになります。

③ 将来の資産形成について考えられる

人生では、

  • 住宅
  • 教育
  • 結婚
  • 老後

など、まとまったお金が必要になる場面があります。

高校生のうちから資産形成について知っておけば、将来のお金について考えるきっかけになります。

貯金と投資の違い

投資について理解するためには、まず「貯金」との違いを知っておきましょう。

貯金投資
主な目的お金を保管する資産を増やすことを目指す
元本割れ基本的にないあり
利益比較的小さい大きくなる可能性がある
リスク比較的小さい商品によって異なる
価格変動基本的にないある

投資では、預けたお金がそのまま戻ってくるとは限りません。

例えば1万円を投資して、

1万円 → 1万2,000円

になれば2,000円の利益です。

しかし、

1万円 → 8,000円

になれば2,000円の損失です。

そのため、投資では**「増える可能性」と「減る可能性」の両方を考えること**が重要です。

投資でどうやってお金が増える?

投資によって利益を得る方法はいくつかあります。

代表的なのが、

  • 値上がり益
  • 配当金
  • 分配金

です。

値上がり益

購入した金融商品の価格が上昇することで得られる利益です。

例えば、

1万円で購入

1万5,000円になった

売却

となれば、単純計算で5,000円の値上がり益になります。

ただし、実際には手数料や税金などが関係する場合があります。

また、価格が下がれば損失になります。

配当金

企業が得た利益の一部を株主に還元するものです。

すべての企業が配当金を出すわけではありません。

分配金

投資信託などで、運用による収益などを投資家に分配することがあります。

ただし、分配金が出るからといって必ず利益が出ているとは限りません。

投資信託を見るときは、分配金だけではなく、商品の仕組みや運用状況などを確認する必要があります。

高校生が知っておきたい投資の種類

投資にはさまざまな種類があります。

高校生のうちに、まず代表的なものを知っておきましょう。

株式

企業が発行する株式を購入する投資です。

株式を購入すると、その企業の株主になります。

株価が上昇すれば利益を得られる可能性があります。

また、企業によっては配当金や株主優待を受け取れる場合があります。

投資信託

投資信託とは、多くの投資家から集めたお金をまとめて、株式や債券などに投資する金融商品です。

投資信託には、

  • 日本株に投資するもの
  • 米国株に投資するもの
  • 世界中の株式に投資するもの
  • 債券に投資するもの
  • 複数の資産に投資するもの

など、さまざまな種類があります。

一つの投資信託を通じて複数の銘柄などに投資できる商品もあるため、分散投資を考えるときに重要な選択肢になります。

債券

債券は、国や企業などがお金を借りるために発行するものです。

投資家は債券を購入することで、発行体にお金を貸す形になります。

その代わりに、決められた利息を受け取ったり、満期になったときに元本の返済を受けたりします。

ただし、発行体の信用状況などによっては、元本や利息が支払われない可能性があります。

投資のメリット

投資にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

メリット① 資産が増える可能性がある

投資した金融商品の価格が上昇したり、配当などを受け取ったりすることで、資産が増える可能性があります。

メリット② 複利の効果を期待できる

投資を長期間続けるときに重要なのが「複利」です。

複利とは、得られた利益を元本に加えて、その後さらに運用することで、利益が利益を生むようになる仕組みです。

例えば、

100万円 → 110万円

となった場合、次の運用では100万円ではなく110万円を元にするイメージです。

もちろん実際の投資では毎年同じ利回りになるとは限りません。

メリット③ インフレへの対策を考えられる

物価が上昇すると、同じ1万円でも購入できる商品の量が減ることがあります。

これがインフレです。

預金だけでなく、資産形成について考えることで、将来の物価上昇についても考えるきっかけになります。

投資のデメリット・リスク

投資にはメリットだけではなく、当然リスクもあります。

① 元本保証ではない

投資で最も重要なのがこれです。

投資した金額よりも、受け取る金額が少なくなる可能性があります。

「投資すれば必ず儲かる」というわけではありません。

② 価格が変動する

株式や投資信託などは価格が変動します。

企業の業績、景気、金利、為替、海外情勢など、さまざまな要因によって価格が動きます。

③ 投資先によってリスクが違う

同じ「投資」でも、株式と債券ではリスクや期待できるリターンが異なります。

そのため、

「投資なら何でも同じ」ではありません。

自分が何に投資しているのかを理解することが大切です。

投資では「長期・積立・分散」が重要

投資を勉強すると、

長期・積立・分散

という言葉をよく目にします。

金融庁も資産形成について、長期・積立・分散投資を重要な考え方の一つとして紹介しています。

長期投資

短期間の価格変動だけを見るのではなく、長い期間で資産形成を考える方法です。

積立投資

一度に大きな金額を投資するのではなく、一定の金額を定期的に投資する方法です。

分散投資

一つの金融商品や地域などに集中させず、複数に分けて投資する考え方です。

ただし、

長期・積立・分散をすれば必ず利益が出るわけではありません。

あくまで投資のリスクを考えるうえで重要な基本的な考え方です。

高校生でもNISAはできる?

最近よく聞くNISA。

ここは高校生にとって特に気になるところでしょう。

現在のNISAは、日本国内に住んでいる18歳以上の人が利用できます。

正確には、利用する年の1月1日時点で18歳以上であることが条件です。

つまり、18歳未満の高校生は現在のNISAを自分名義で利用することはできません。

また、以前存在したジュニアNISAは2023年で新規投資が終了しています。

だからといって、

「18歳になるまで投資の勉強をしなくていい」

というわけではありません。

むしろ高校生のうちに金融や投資の知識を身につけておくことには大きな意味があります。

金融庁も高校生向けに「高校生のための金融リテラシー講座」を公開しています。

もう少しで、「こどもNISA」ってやつもできるっぽいよ。

高校生は何から投資を勉強すればいい?

「投資を勉強したいけど、何から始めればいいかわからない」という人もいるでしょう。

そんなときは、次の順番がおすすめです。

STEP1 お金の基本を学ぶ

まずは、

  • 収入
  • 支出
  • 貯金
  • 家計管理
  • 金利
  • インフレ

などを勉強しましょう。

投資だけ詳しくなっても、お金全体の仕組みを知らなければ十分とはいえません。

STEP2 株式について学ぶ

次に、

「株式会社とは何か?」

「株式とは何か?」

「株価はなぜ動くのか?」

を勉強してみましょう。

STEP3 投資信託を学ぶ

その後、

「投資信託とは何か?」

「どんな資産に投資しているのか?」

「手数料とは何か?」

などを勉強します。

STEP4 リスクについて学ぶ

投資では「どれくらい儲かるか」だけではなく、

「どれくらい損する可能性があるか」

を考えることが重要です。

STEP5 NISAについて学ぶ

最後にNISAについて学んでみましょう。

NISAは投資そのものではなく、投資によって得られた一定の利益を非課税にするための制度です。

現在のNISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠があります。

つまり、

NISA=投資商品

ではありません。

ここは初心者が間違えやすいポイントです。

高校生の投資で注意したいこと

投資に興味を持つことは良いことですが、SNSなどの情報をそのまま信じるのは危険です。

例えば、

「絶対に儲かる」

「誰でも簡単に月10万円」

「元本保証で高利回り」

などといった話には注意しましょう。

投資には基本的にリスクがあります。

また、他人から「この銘柄を買えば絶対に上がる」などと言われても、その情報だけで投資を決めるのではなく、自分で情報を確認することが大切です。

「投資」と「自己投資」はどちらが大切?

高校生なら、金融商品への投資だけでなく自己投資についても考えてみましょう。

自己投資とは、自分の知識・能力・経験などを高めるために時間やお金を使うことです。

例えば、

  • 本を読む
  • 資格を取得する
  • 英語を勉強する
  • プログラミングを学ぶ
  • ビジネスについて学ぶ

などがあります。

高校生の場合、将来の収入につながる知識や能力を身につけることも重要な「投資」と考えられます。

金融庁の高校生向け金融教育でも、資格取得などの自己投資によって「稼ぐ力」を高めることの重要性が紹介されています。

高校生の投資は「お金を増やす」だけじゃない

高校生が投資について勉強する最大のメリットは、必ずしも「今すぐお金を増やすこと」ではありません。

投資を学ぶことで、

企業を見る力

経済を見る力

お金を管理する力

リスクを考える力

などを身につけることができます。

例えば、普段使っているスマートフォンの会社、好きなゲームを作っている会社、よく利用するコンビニなどについて、

「この会社はどうやって利益を出しているんだろう?」

と考えてみるだけでも、投資の勉強になります。

高校生が投資を学ぶなら「まず知識」から

高校生のうちは、無理にお金を投資する必要はありません。

まずは、

  1. お金の基本を知る
  2. 株式を知る
  3. 投資信託を知る
  4. リスクを知る
  5. 長期・積立・分散を知る
  6. NISAを知る

という順番で勉強してみましょう。

投資は「儲かるか、儲からないか」だけで考えるものではありません。

自分のお金をどのように管理し、将来に向けてどのように準備していくかを考えるための知識でもあります。

高校生の投資に関するよくある質問

Q1. 高校生でも投資できますか?

できます。

Q2. 投資は必ず儲かりますか?

いいえ。

投資には損失が発生する可能性があります。

「必ず儲かる」という考え方は危険です。

Q3. 高校生は投資について勉強する必要がありますか?

将来のお金について考えるうえで、投資や金融の知識を身につけておくことは役立ちます。

金融庁も高校生向けの金融教育教材を公開しています。

Q4. 株と投資信託は何が違いますか?

株式は企業が発行する株式を直接購入するものです。

一方、投資信託は投資家から集めたお金をまとめて、株式や債券などに投資する金融商品です。

Q5. NISAは投資ですか?

厳密には、NISAは投資商品ではありません。

NISAは、投資によって得られる一定の利益を非課税にする制度です。

まとめ|高校生こそ投資の基本を学ぼう

今回は「投資の基礎」について高校生、超初心者向けに解説しました。

投資とは、将来の利益を期待してお金を投じることです。

代表的な投資には、

  • 株式
  • 投資信託
  • 債券

などがあります。

投資には資産を増やせる可能性がある一方で、元本割れなどのリスクもあります。

そのため、

「絶対に儲かる投資」を探すのではなく、投資の仕組みとリスクを理解すること

が重要です。

特に高校生の場合は、今すぐ大きなお金を投資することよりも、

お金・経済・株式・投資信託・NISA・リスクについて勉強すること

から始めてみましょう。

金融庁も高校生向けの金融リテラシー教材を公開しています。

高校生のうちからお金について学んでおけば、将来、自分のお金について考えるときにも役立つはずです。

投資は「お金を増やす技術」だけではありません。

お金と経済の仕組みを理解するための、大切な金融知識でもあります。

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