お年玉シーズンが近くなると、
「みんなはどれくらいもらってるんだろう?」
って気になりますよね。
今回は最新の調査データをもとに、
2026年版(令和8年)、小学生・中学生・高校生それぞれのお年玉平均額とお年玉のおすすめの使い方についてFP2級中学生が解説します。
お年玉の平均額、使い方を知り、賢くお金の管理をしましょう!
【年齢別】お年玉の平均相場

早速、物価や経済状況の変動を考慮して、2026年のお年玉平均額を紹介します。
未就学児
お年玉平均額:500円〜1000円
未就学児のお年玉は、500円から1000円という家庭が最も多かったです。
まだお金は早い年齢でもあるので、
「そもそもお年玉はあげない」
という家庭だったり、
「おもちゃやお菓子をあげる」
という家庭もいました。
小学生
お年玉平均額:1000円〜5000円
小学生は低学年から高学年と大きく成長するのでお年玉の平均額にも大きく差が出るようです。
低学年(1年生〜3年生)は1000円〜3000円、
高学年(4年生〜6年生)は3000円〜5000円
このようにして、年齢に応じた適切な額を与えるようにしましょう。
小学生からは友達と遊んだり、自分のしたい事ができたりとお金の使い道ができてきます。
お金の使い方を学べるいい機会となるので少なすぎず、多すぎず、が良いですね。
中学生
お年玉平均額:5000円〜10000円
中学生のほとんどのお年玉額が5000円から10000円でした。
中学生は、外でお金を使う機会が増えてきます。
お年玉以外にもお小遣いでやりくりしていく年齢でもあるので、
普段のお小遣い額を考えながら、お年玉の額を決めるとより良いでしょう。
高校生
お年玉平均額:5000円〜10000円
高校生のお年玉平均額は中学生とあまり変わらない結果となりました。
お年玉を渡すのは高校生で最後という家庭も多くいて、多めに渡したりもあるそうです。
中学生のお年玉額と区別をつけたいという方は、
中学生は、5000円
高校生は、8000円
と額を調整するのもありですね。
大学生(高校卒業以降)
お年玉平均額:10000円以上
多くの家庭ではお年玉をあげるのは高校生までと決まっているそうですが、
卒業以降も貰っているという人も少なからずいるそうです。
お年玉をあげる場合は、10000円以上が目安でしょう。
お年玉総額の平均
次は、子供一人当たりのお年玉総額の平均です。
平均額は下記の通りです。
| 学年 | 2026年お年玉総額の平均 |
|---|---|
| 小学生 | 約 10,000〜21,000円 |
| 中学生 | 約 27,500〜28,500円 |
| 高校生 | 約 28,000〜30,000円 |
※この予想は、直近のデータの上下ぶれ幅や、物価の小幅な上昇傾向をもとに設定したものだよ。
親戚などからお年玉を受け取る場合は、この総額の平均を参考に額を設定しましょう。
お年玉のおすすめの使い道

ここからは、FP2級中学生が年齢別お年玉のおすすめの使い道について紹介します。
使い道や使い方で困っている人は、とりあえず参考にしてみて下さい。
小学生の使い方
- 貯金50% → 将来のためにコツコツ貯める
- 好きなもの購入 30% → おもちゃやゲームなど、自分へのごほうび
- 思い出づくり 20% → 家族や友だちとのイベント、自己投資
中学生の使い方
- 貯金 or 学びに投資 40〜50% → 将来のため、参考書や勉強に使うのもアリ
- 趣味や交友に 30% → 友だちとの遊びや趣味への出費
- 自由に使う 20% → 欲しいもの、好きなことに
高校生の使い方
- 将来・進学費用のための貯金 40% → 高校卒業や将来のための準備
- 自己投資 30% → 趣味、資格、将来の準備に使う
- 自由に 30% → 欲しいもの、友だちとの思い出、趣味
お金を使うときには下記のことに気をつけて使うといいですよ。
- 全部使い切らず半分は貯金 or 将来のためにキープ
- 使うなら“長く使えるもの”や“自分の成長につながるもの”を選ぶ
- 友だちと比べすぎず、自分に合った使い道を考える
まとめ
2026年最新版のお年玉平均額については知ることができましたか?
大事なのは、もらったお金を「ただ使う」のではなく、「貯める」「将来に備える」「自分の成長に使う」など、意味のある使い道を考えること。
この記事を読んだ人が、「もらったお年玉を賢く使おう!」と思ってくれたら嬉しいです。
