【2025年最新版】NISAとiDeCoの違いとは?FP中学生がわかりやすく解説!

お金の知識

こんにちは!FP2級中学生のはぶおです。

今回は、多くの方が気になっている「NISAとiDeCoの違い」について、2025年の最新制度に対応した内容でわかりやすく解説します。

1. NISAとiDeCoは「投資のための税制優遇制度」

まず大前提として、NISA(ニーサ)とiDeCo(イデコ)は、投資を応援するための制度です。

共通点詳細
税制優遇利益や配当金に税金がかからない(非課税)
長期投資向け将来に向けて資産形成をする人をサポート
金融庁が関与安心して利用できる国の制度

ただし、目的や使い方、引き出しの自由度などがまったく違うので、正しく理解することが大切です。


2. 【2025年版】新NISAの制度概要と特徴

NISAとは、「少額投資非課税制度」のこと。2024年からは「新NISA」に移行し、非課税期間の無期限化投資可能額の増加など、大幅な改正が行われました。

🔷 NISAの基本情報(2025年版)

内容詳細
利用可能年齢18歳以上
非課税期間無期限(2024年以降の新NISA)
年間投資上限額最大360万円(つみたて枠120万円+成長枠240万円)
非課税保有限度額合計1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)
投資対象株式、投資信託、ETF、REITなど

✅ メリット

  • 投資で得た利益が非課税
  • いつでも引き出せる
  • 投資先の自由度が高い(成長投資枠では個別株も可能)

⚠ デメリット

  • 所得控除はない(節税効果はiDeCoに劣る)
  • 投資なので元本保証なし

新NISAについて詳しく解説した記事はこちら


3. 【2025年版】iDeCoの制度概要と特徴

iDeCoは「個人型確定拠出年金」の略で、自分でつくる年金制度です。将来の老後資金づくりを目的に、毎月積み立てて運用します。

🔷 iDeCoの基本情報(2025年版)

内容詳細
利用可能年齢原則20歳~65歳未満(加入延長)
受取開始年齢原則60歳以降
積立上限月額5,000円〜68,000円(職業により異なる)
税制優遇掛金が全額所得控除、運用益も非課税
投資対象投資信託、定期預金、保険商品など

✅ メリット

  • 掛け金が全額所得控除=節税効果が大きい
  • 利益も非課税
  • 老後に年金として受け取れる

⚠ デメリット

  • 60歳まで引き出せない
  • 掛金に上限がある
  • 職業によって拠出枠が異なる

4. NISAとiDeCoの違いを表で比較【2025年対応】

項目NISAiDeCo
目的資産形成全般老後資金づくり
引き出し自由度いつでもOK原則60歳まで不可
節税効果利益が非課税掛金が所得控除+利益非課税
非課税対象運用益・配当掛金・運用益・受取時も控除あり
年齢制限18歳以上原則20歳〜65歳未満
年間投資上限360万円月額5,000〜68,000円
投資対象株式・投資信託など自由投資信託が中心(商品は限られる)

5. どっちを使うべき?目的別に選ぶ方法

🔸 NISAが向いている人

  • 将来のために投資を始めたい
  • 使いたいときに自由に引き出したい
  • 収入が少なく節税メリットが小さい人(学生・専業主婦など)

🔸 iDeCoが向いている人

  • 老後資金をしっかり準備したい
  • 所得税・住民税を節税したい
  • 安定した収入がある会社員・公務員・自営業者

6. よくある質問(Q&A)

Q1:NISAとiDeCo、両方やってもいいの?

➡ はい、両方同時に利用できます!
NISAで自由に資産運用、iDeCoで老後資金づくりというように、目的に合わせて使い分けるのが賢いです。


Q2:学生や収入が少ない人はどっちがいい?

NISAの方が向いています。
iDeCoは「節税効果」が魅力ですが、そもそも収入が少ないと節税になりません。まずはNISAで投資に慣れるのが◎。


Q3:途中でお金が必要になったら?

NISAはOK、iDeCoはNG。
iDeCoは60歳まで引き出せないので、生活資金が必要な人は注意!


7. まとめ|初心者はまずNISAから始めよう!

最後に、FPとしてのおすすめはこうです:

| 初心者 | → 新NISAからスタート(自由・シンプル) |
| 節税したい人 | → iDeCoを活用(長期運用+税金対策) |
| 両方できる人 | → NISA+iDeCoの併用が最強! |

この記事を読んで少しでも役に立ったら嬉しいです。これからもお金に関する知識を発信していくので他の記事もぜひみてみてください。

ありがとうございました。

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