こんにちは、初めまして。FP2級中学生のはぶおです。
今回は、超重要の6つの係数について解説します。
一つ一つ抑えて使い分けの理解と計算力を鍛えましょう!
6つの係数とは?
そもそも6つの係数とは「お金の時間的価値」を計算するために使う数値で、将来の価値や現在の価値、積立や返済額を求めるときに利用する係数のことです。
係数の一覧
| 係数名 | 英語略号 | 計算目的 | 主な使用場面 |
|---|---|---|---|
| 現価係数 | PVIF(Present Value Interest Factor) | 将来の一定額を現在価値に割り引く | 将来の一括返済額の現在価値 |
| 終価係数 | FVIF(Future Value Interest Factor) | 現在の一定額が将来いくらになるか | 一括投資の将来価値 |
| 減債基金係数 | SFF(Sinking Fund Factor) | 将来必要な額を毎年積み立てる場合の年間積立額 | 目標額達成のための積立計画 |
| 資本回収係数 | CRF(Capital Recovery Factor) | 一定額を借りたときの年間返済額 | ローン返済額の計算 |
| 年金現価係数 | PVIFA(Present Value Interest Factor of Annuity) | 毎年一定額を受け取る場合の現在価値 | 年金受給額の現在価値 |
| 年金終価係数 | FVIFA(Future Value Interest Factor of Annuity) | 毎年一定額を積み立てたときの将来価値 | 積立総額の計算 |
難しく見えるかもしれませんがそんな難しいことではありません。結局はこの係数をかければ一発で求めたい金額がでるよ、というものです。
6つの係数の使い分けのコツ
- 将来 → 現在に直すとき
→ 現価係数・年金現価係数 - 現在 → 将来に直すとき
→ 終価係数・年金終価係数 - 積立の計画
→ 減債基金係数 - 返済の計画
→ 資本回収係数
6つの係数は問題を解いて慣れるのが一番早いと思うのでたくさんの過去問を解きましょう。
問題を解くときは過去問道場がおすすめです。
今日の問題
Q1,現在40歳のAさんが、60歳の定年時に、老後資金として2,000万円を準備するために、現在から20年間、毎年一定額を積み立てる場合、必要となる毎年の積立金額は( )である。なお、毎年の積立金は、利率(年率)1%で複利運用されるものとし、計算にあたっては下記の〈資料〉を利用するものとする。
<資料>
| 期間20年の各種係数・利率(年率)1% | 現価係数 | 資本回収係数 | 減債基金係数 |
| 係数値 | (0.8195) | (0.0554 ) | (0.0454) |
1) 819,500円
2) 908,000円
3) 1,000,000円
Q1,答え
A,2
毎年一定額を積立てる場合の毎年の積立金額を求める時に使用する係数は減債基金係数です。
よって、2,000万円 ✕ 0.0454 = 908,000円。
Q2,元金2,000万円を、利率(年率)1%で複利運用しながら10年にわたって毎年均等に取り崩して受け取る場合、毎年の受取金額は、下記〈資料〉の係数を使用して算出すると( )となる。
| 期間10年の各種係数・利率(年率)1% | 終価係数 | 減債基金係数 | 資本回収係数 |
| 係数値 | (1.1046) | (0.0956 ) | (0.1056) |
1) 2,000,000円
2) 2,112,000円
3) 2,209,200円
Q2,答え
A,2
毎年均等に取り崩して受け取る場合の毎年の受取金額を求める時に使用する係数は資本回収係数です。
よって、2,000万円 ✕ 0.1056 =2,112,000円。
6つの係数のポイント
問題演習をし、それぞれの係数の特徴を掴もう!
この分野は実技試験での出題率200%と言われるほど頻出です。
全然、難しい分野でもないので基本を抑え、試験で得点をとりましょう。
次回は、住宅ローンについてです。
