こんにちは、FP2級中学生のはぶおです。
FP2級・FP3級の試験はCBT方式が主流になりました。
本記事では、これから受験する人向けに、CBT方式の仕組み、試験日程、申込方法、メリット・デメリット、よくある注意点までを一気に解説します。
cbt方式への不安をなくし、万全な状態で試験に挑めるようにしましょう。
FP2級・FP3級はCBT方式で実施
FP技能検定(2級・3級)は、従来の年3回実施される筆記試験から、CBT(Computer Based Testing)方式へ移行しました。CBT方式とは、全国のテストセンターに設置されたパソコンを使用して受験する試験形式です。
この変更により、受験者は自分の都合に合わせて試験日を選べるようになり、FP試験は以前よりも格段に受けやすくなっています。
CBT方式とは?紙試験との違い
CBT方式と従来の紙試験の主な違いは以下の通りです。
- パソコン画面で問題を確認し、マウスやキーボードで解答
- 試験日・時間を自分で選択できる
- 全国のテストセンターで受験可能
- マークシートの記入ミスが発生しない
出題範囲や難易度、合格基準自体は従来とほぼ変わらず、試験形式だけがデジタル化されたと考えて問題ありません。
FP2級・FP3級 CBT試験の日程
CBT方式では、原則として毎月受験可能です。
- 実施期間:原則4月〜翌年3月
- 各月の指定期間内で好きな日を予約
- 年末年始など一部受験不可期間あり
これまでのように「次の試験まで数か月待つ」必要がなく、学習が仕上がったタイミングですぐ受験できるのが大きなメリットです。
FP2級・FP3級 CBTの申込方法
FP試験(CBT方式)の申込は、Web申込のみです。
申込の流れ
- 受検者専用サイトにアクセス
- 級(2級または3級)と学科・実技を選択
- 試験会場・日時を選択
- 受験料を支払い
- 申込完了
※申込後でも、試験日の変更は可能ですが、級や科目の変更は不可のため注意が必要です。
試験時間・試験形式
FP3級
- 学科試験:約90分
- 実技試験:約60分
FP2級
- 学科試験:約120分
- 実技試験:約90分
CBT方式では、画面上で残り時間が常に表示されます。時間配分を意識しながら解答できる一方、パソコン操作に不慣れな人は事前に慣れておくことが重要です。
CBT方式のメリット
FP2級・FP3級をCBTで受験するメリットは以下の通りです。
- 好きな日時に受験できる
- 試験会場が多く通いやすい
- 学習完了後すぐに受験できる
- マークミスの心配がない
特に、学生や社会人など、決まった日に試験を受けにくい人にとって大きなメリットがあります。
CBT方式の注意点・デメリット
一方で、CBT方式ならではの注意点もあります。
- パソコン操作に慣れていないと焦りやすい
- 問題、解答の持ち帰りが不可で答え合わせができない
- 級・科目の変更はキャンセル再申込が必要
2級は試験時間が長いため、模試や過去問を使ってPC画面で解く練習をしておくと安心です。
FP2級・FP3級 CBTはこんな人におすすめ
- 自分のペースで受験したい人
- 短期集中で合格を狙いたい人
- 学校・仕事と両立しながら資格を取りたい人
CBT方式は、計画的に学習できる人ほど有利な試験形式です。
まとめ|FP試験はCBT時代へ
FP2級・FP3級はCBT方式への移行により、受験の自由度が大きく向上しました。試験内容自体は変わっていないため、これまでの過去問対策がそのまま通用します。
「勉強が仕上がったらすぐ受験できる」このメリットを活かし、計画的に合格を目指しましょう。
