投資を始めたいけど「どの株を買えばいいか分からない…」という方におすすめなのがETF(上場投資信託)です。
この記事では、ETFの基本からメリット・デメリットまで、FP2級中学生が初心者でもすぐに理解できるようにまとめました。
1. ETFとは何か?
ETFは「株式のように取引できる投資信託」です。
- 投資信託は投資家から集めた資金をプロが運用する金融商品
- 株式や債券など複数の資産にまとめて投資でき、リスクを分散可能
- ETFは 証券取引所で株のようにリアルタイムで売買できる のが特徴
👉ETFは1つ買うだけで複数の株に分散投資できる「便利なパッケージ投資」です。
2. ETFのメリット
(1) 少額で分散投資
日経平均やS&P500連動型ETFを買えば、1つのETFで多数の企業にまとめて投資できます。
(2) 株と同じように売買可能
証券取引所で株と同じ感覚で売買できるため、タイミングを見て売買可能です。
(3) 手数料が比較的安い
通常の投資信託より信託報酬(運用の対価として日々差し引かれるもの)が低めで長期投資に向いています。
3. ETFのデメリット
(1) 元本保証がない
ETFも株と同じく価格変動リスクがあるため、損をする可能性があります。
(2) 分配金に税金がかかる
ETFの分配金には20.315%の税金がかかります。
👉NISAを使うと非課税になります。
(3) 市場全体の影響を受ける
指数連動型でも、市場全体が下がればETFも下がる点に注意が必要です。
4. 人気のETF銘柄
ETF名 | 投資対象 | 特徴 |
---|---|---|
日経225連動型ETF | 日本大型株225社 | 日本株全体に分散投資 |
S&P500連動型ETF | 米国大型株500社 | 米国経済の成長に連動 |
全世界株式ETF | 世界中の株式 | 世界分散投資が可能 |
5. まとめ
- ETFは「株のように売買できる投資信託」
- 少額で分散投資ができ、手数料も低め
- 元本保証はなく、相場全体の影響を受ける
- 初心者は日経225やS&P500など 指数連動型ETF がおすすめ
ETFは初心者でも簡単に分散投資を始められる便利な投資商品です。まずは少額からコツコツ、長期目線で投資していくことが成功の秘訣です。
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