「宝くじに当たったら税金ってかかるの?」
これは、多くの人が気になる疑問です。テレビやSNSで「10億円当選!」というニュースを目にすると、受け取ったお金にどのくらい税金がかかるのか不安になりますよね。
実は、宝くじの当選金は非課税。
つまり、当たった本人が受け取る分には、1円も税金を払う必要はありません。
ただし「家族に分けたら?」「運用したら?」といったケースでは話が変わります。この記事では、宝くじと税金の関係をFP2級中学生がわかりやすく解説していきます。
宝くじの当選金に税金はかかるのか?
結論:宝くじの当選金は非課税です。
これは「当せん金付証票法」という法律で定められていて、1億円でも10億円でも、当選した本人が受け取る分には税金は一切かかりません。
どうして非課税なの?
宝くじは、販売額の一部が「公共事業や地域のための資金」に充てられています。
つまり、購入する時点で「税金のような役割」を果たしているため、当選金に新たに課税する必要がないのです。
税金がかかるケース
宝くじそのものは非課税ですが、次のような場合には税金がかかります。
- 家族や友人に当選金を分けた場合
→ 贈与税が発生します。
例:1億円当たって子どもに5,000万円渡したら、その分は贈与扱い。 - 当選金を運用して利益が出た場合
→ 株式や投資信託で得た利益には、20.315%の税金(所得税+住民税)がかかります。 - グループ購入の場合
→ 事前に「均等に分ける」取り決めをしておけば贈与税は不要。
ただし、当選後に代表者が好きに分配すると「贈与」とみなされる可能性があります。
他のギャンブルとの違い
- 宝くじ:非課税
- 競馬・競輪・競艇・オートレース:払戻金は一時所得として課税対象
- スポーツくじ(toto・BIG):宝くじと同じく非課税
→ 「宝くじだけは非課税」というのが大きな特徴です。
まとめ
- 宝くじの当選金は 非課税(申告不要)
- ただし、贈与や運用益には税金がかかる
- 他のギャンブルは課税対象
この記事が少しでも役に立ったら嬉しいです。これからもお金に関する有益な情報を発信していくので他の記事もぜひ見てみてください。ありがとうございました。