「貯金って大事っていうけど、実際どうすればいいの?」
「バイト代もそんなに多くないし、毎月使って終わっちゃう…」
そんな悩みを持っている人も多いはず。
この記事では、FP2級中学生が「今から知っておくと一生役立つ貯金の習慣とテクニック」を7つ紹介します!
1.貯金に目的を作る
なんとなく「貯金しなきゃ」と思っていても、目標がないと続きません。
そこでまずは、なぜ貯金したいのかをはっきりさせましょう。
- 一人暮らしのために
- 海外旅行に行くために
- 結婚資金のために
- もしもの時の安心のために
目的を明確にすると、貯金が「我慢」ではなく「未来の自分へのプレゼント」になります。
2.先取り貯金でお金を使いすぎない仕組みに
一番シンプルで効果的な貯金方法が「先取り貯金」です。
収入が入った時点で、まず貯金分を取り分けておく。
そして、残ったお金で1ヶ月をやりくりする。
たとえば、バイト代が月5万円なら、そのうち5000円を先に別の口座に移しておく。それだけで「貯金しなきゃ…」と焦ることもなくなります。
3.貯金用の口座は別にする
貯金が続かない理由の一つに、「使ってはいけないお金を、いつでも使える状態にしている」ことがあります。
そこで、普段使う口座と、貯金専用の口座を分けることをおすすめします。
理想は、普段使いの口座から自動的に貯金用口座へ振替される設定。
これで「うっかり使っちゃった…」を防げます。
4.支出を記録する
貯金できない人の多くは、「何にいくら使っているか」を把握していません。
まずは1ヶ月間、ざっくりでもいいので使った金額をメモしてみましょう。アプリでも紙のノートでもOKです。
ポイントは以下の3つ:
- 食費
- 趣味・遊び
- 固定費(スマホ代など)
「無意識にお金を使っている部分」に気づけると、自然と無駄を減らすことができます。
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5.固定費を削ると、貯金が加速する
「節約=我慢」と思われがちですが、我慢せずにお金を増やす方法があります。
それが「固定費を見直すこと」です。
たとえば、
- 格安SIMに変える(スマホ代が月3000円→1000円に)
- サブスクを見直す(使ってないNetflix、Spotifyなどを一度整理)
- 銀行手数料やATM利用料をゼロにする
これらは一度設定すれば、ずっと節約効果が続きます。
6.「ごほうび貯金」で楽しく続ける
「節約=つらい」と感じると、貯金は長続きしません。
そこでおすすめなのが「ごほうび貯金」!
- 外食を我慢したら500円貯金
- 買いたかったゲームを我慢したら1000円貯金
- 朝早く起きて勉強したら300円貯金
「頑張った自分にごほうび=未来の自分」って感覚で、楽しみながらお金を貯めることができるんです。
7.貯金=安心感
最後に大事なことを一つ。
貯金がある人とない人では、「心の余裕」に大きな差があります。
- 急な出費(スマホの故障、病気、交通トラブル)
- 急に仕事がなくなる、バイトが減る
- 思いがけないチャンスが来る(留学、新しい挑戦)
こんなとき、貯金がある人は「どうするか?」を考えることができる。
一方で、貯金がない人は「どうしよう…」と不安になってしまう。
だからこそ、貯金はただのお金ではなく、人生の自由度を高める「安心資産」なんです。
まとめ
貯金は、魔法のように一気にお金が増えるものではありません。でも、小さなコツを毎日コツコツ続ければ、必ず未来の自分を助けてくれます。
社会人になる前に、こうしたお金の習慣を身につけておけば、きっと将来の自分が感謝してくれるはずです。
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